2019年3月7日
佐田西出 天王さんのお社塔
市町指定・市町選択

指定区分
市町指定・市町選択
季節区分
夏(6~8月)
地域区分
中勢
開催地
明和町
祭りの種類
その他
みえ祭り協力隊
-動画
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【開催日】7月14日前の日曜日
【開催地】明和町佐田 西出集会所ほか
佐田西出地区の天王さんのお社塔作りは、毎年7月14日の天王祭前に集落の男性全員(30世帯・30名)で行われる。女性と服喪中の人は参加しない。お社塔を「天王さん」と呼び、お札を替えることを「天王さんを祀る」という。西出集落の中心部で、道路と道路が交差するT字路のつきあたりに天王さんがあり、その横には文政6年(1823)の銘がある常夜灯が建っている。この行事は天王信仰に関連するもので、西出集落は、麦ワラと竹を素材に天王さんを作り、定期的に作り直している点が特徴。屋根は毎年新しく作り、柱は2年に一度取り替える。天王さんは、高さ2m程で、孟宗竹4本を60cm間隔に地面に据えて柱にし、麦ワラの屋根を載せる。屋根には3本の鰹木が表現されている。高さ1.3m付近に、竹を組み合わせた棚を作って祠状にし、中に津島神社のお札を祀る。棚は割り竹を敷いて床を作り、正面は割り竹、三方は麦ワラと竹を組んで壁を作り、杉葉が飾り付けられている。
【開催地】明和町佐田 西出集会所ほか
佐田西出地区の天王さんのお社塔作りは、毎年7月14日の天王祭前に集落の男性全員(30世帯・30名)で行われる。女性と服喪中の人は参加しない。お社塔を「天王さん」と呼び、お札を替えることを「天王さんを祀る」という。西出集落の中心部で、道路と道路が交差するT字路のつきあたりに天王さんがあり、その横には文政6年(1823)の銘がある常夜灯が建っている。この行事は天王信仰に関連するもので、西出集落は、麦ワラと竹を素材に天王さんを作り、定期的に作り直している点が特徴。屋根は毎年新しく作り、柱は2年に一度取り替える。天王さんは、高さ2m程で、孟宗竹4本を60cm間隔に地面に据えて柱にし、麦ワラの屋根を載せる。屋根には3本の鰹木が表現されている。高さ1.3m付近に、竹を組み合わせた棚を作って祠状にし、中に津島神社のお札を祀る。棚は割り竹を敷いて床を作り、正面は割り竹、三方は麦ワラと竹を組んで壁を作り、杉葉が飾り付けられている。